「勉強は嫌い!」
という子どもの声を聞いたことがありますか?
実はその言葉は「助けて!」のサインです。
子どもはなぜ勉強が嫌いになって
しまうのでしょうか?
「勉強が嫌い!」と言うお子さんの問題には
3通りのタイプがあります。その原因を探り,
また解決していきましょう!
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勉強嫌い・タイプ①
●勉強が分からない!
勉強が分からなくなって,
いつもテストで悪い点を取って
帰ってきていませんか?
例えば,算数は以下の流れで習います。
小1でたし算,小2でひき算,小3でかけ算
小4でわり算・・・
この中でひき算につまずくと,次から
何を学んでもわけが分からなくなり
理解できなくなります。
そこで「算数が嫌い!」となるわけです。
また分からないとテストで良い点が取れず
親にも怒られ負のスパイラルに陥ります。
そこで,子どもが勉強嫌いを
克服するためにするべきことを
以下に掲げます。
<勉強嫌いを克服する方法・その1>
①親は叱らない
②どこでつまずいているかを親が発見する
③つまずきを優しく一緒に解決する
この3つをする時に必要なのは,
親が子どもと向き合う時間を作ること!
そして何があっても優しく受け答える!
今まで分からなかったことが
分かるようになったら嬉しいですよね?
それは子どもも同様です。
その時にぜひして欲しいことは
「子どもを褒めること」。
子どもにとって自信につながり,
さらには「勉強が好き!」と思える
きっかけになります。
勉強嫌い・タイプ②
●勉強の目的を見失う
勉強が退屈になることの理由として,
「この勉強は一体どんな意味があるの?」
「果たして何の役に立つのだろう?」
そう言ったタイプには
●勉強する目的が見えない
●次第に勉強の興味が薄れていく
●将来の夢が見えない
そして行く行くは勉強嫌いになってしまう
可能性があります。このタイプの
解決策は以下の通りです。
<勉強嫌いを克服する方法・その2>
子どもと人生の目標を話し合いましょう!
勉強して正しい知識を得れば得るほど
(使い方によっては)楽しい時間が
もっともっと増えます。
勉強の必要性を具体的に説明すると
子どもも興味を持ち始め,
やがては将来の夢を考えるようになります。
日頃,子どもが興味を持ったことは
子どもがすぐに調べられるようにしましょう。
家族で集まるダイニングに辞書や世界地図,
図鑑などを置いておくのも一つの手です。
勉強嫌い・タイプ③
●親の口出しにやる気ダウン
子どもが学校から帰宅するなり
「勉強しなさい!」と
言い過ぎてはいませんか?
子どもは強制されると窮屈に感じます。
せっかくやる気があってもその言葉を
言われると急にやる気が失せてしまいます。
このタイプの解決策は以下の通りです。
<勉強嫌いを克服する方法・その3>
①親は勉強を強要しないこと。
②自ら勉強できる環境作りをサポート
「勉強しなさい!」ではなく,
「今日の宿題はどこするの?」
「この勉強は◯◯で楽しそうだね!」
などと,親がやる気を出させる言葉がけや
具体的な進め方などを教え,親も
一緒に机に向かうと効果的でしょう。
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まとめ・・・
上記の通り3パターンに絞ってみました。
子どもが特に勉強嫌いになるのは
1番目のパターンが多いです。
また「今日はどんなことをしたの?」
と聞くと「わからな〜い」と言うお子さん。
これもどうやって話せば良いか
話の道筋分からないので「=面倒臭い」
で片付ける子が多々います。
その時に親の言葉がけが非常に大事に
なってきます。勉強嫌いになるには
必ず原因があります。
その原因をゆっくり子どもと向き合って
探し,解決するきっかけを親御さんが
作る必要があります。
ただ塾に通わせたり通信に頼るだけでは
いけません。いかに親が子どもと向き合う
時間を作るかどうかにかかっています。
この機会にぜひ子どもと触れ合いましょう!
そうすれば「勉強しなさい!」と言わなくても
自ら勉強してくれるようになることでしょう!
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